浴室乾燥機で時間も場所も節約しよう!部屋干しや外干しとの違いについても解説

アパートやマンションなどの賃貸住宅や、建売や中古住宅などの既存の建物に住んでいると必ず発生する問題が、洗濯物を干す場所ではないでしょうか。ベランダがないお家や洗濯物を干す場所がないお家の場合も、ベランダがあるお家の場合でも雨の日には室内に干さなければなりません。

そんな悩みを解決してくれるもののひとつが浴室乾燥機です。今回は浴室乾燥機で洗濯物を干すための時間も場所も節約できることについて、詳しくご紹介します。

1. 浴室乾燥機について

浴室乾燥機は、ベランダがないお家でも浴室で洗濯物を乾かすことが可能な生活の強い味方です。浴室乾燥モードには、たいてい「換気・乾燥・タイマー」が備わっています。

1-1. 換気

換気はお風呂の中の湿気を取り除いてくれます。これは浴室乾燥機がないお家にもついている機能ではないでしょうか。多くの浴室乾燥機では、スイッチを入れてから約3時間程度で浴室内の湿気が取れるようになっています。

なお、湯船にお湯が溜まっている状態や浴槽にふたをしていない場合は、さらに時間がかかってしまうのでお風呂に入った後は水を抜いたり、壁を水でシャワーをしたりしてから上がると浴槽内が乾きやすくなります。

1-2. 乾燥

浴室乾燥機がついている住宅の浴室はたいてい物干し竿がついています。そこに洗濯物をかけて使用します。浴室を締め切った状態で使用することがポイントです。ここでドアが開いていて隙間があると、熱風が外に漏れ乾燥に時間がかかってしまいます。

2. 浴室乾燥機で洗濯物が乾く時間

ここでは浴室乾燥機で衣類を乾かすときに、おおよそどのくらいの時間を要するのかをお伝えします。

浴室乾燥機を使用した場合、2人分の衣服の量だとガス式の浴室乾燥機を使えば大体2~3時間程度で洗濯物がしっかりと乾きます。

洗濯物が乾く時間を、部屋干しや外干しの場合と比べてみましょう。部屋干しの場合、部屋の湿度などにもよって変わってきますが、どれだけ短くても完全に乾くには7~10時間ほどはかかってくるでしょう。湿度が高い場合や、たとえばズボンのポケットまでしっかり乾かしたいという場合には、1日近く干してやっと乾くような場合もあります。

一方外干しの場合は、季節によっても乾くまでの時間が変わってきます。夏場などは気温も高いため、浴室乾燥機と変わらない2~3時間で乾いてしまうようなこともあるでしょう。しかし春や秋、そして冬の場合には外干しであってもその倍程度、5~6時間はかかってきます。外干しだからといって、必ずしも短い時間で洗濯物がしっかりと乾くわけではないのです。

また浴室乾燥機を利用すると、外干しや部屋干しの場合よりも洗濯物の仕上がりが比較的ふっくらしているという、乾く時間以外の利点もあります。

ただ、浴室乾燥機の場合も洗濯物を干す場所が少ないために隙間を開けずに干したり、厚手のタオルやセーターなどを風の当たりにくい場所においていたりすると、2~3時間以上かかってしまいます。その日の気温や洗濯ものの厚さによって乾く時間は左右されるので、効率よく洗濯物をかけて風がいきわたるようにすることが大切です。

3. 浴室乾燥機にかかる電気代・ガス代

浴室乾燥機を使っていると気になるのが電気代・ガス代です。おおよその電気代は以下の通りになります。

3-1. 換気

換気の場合は衣類乾燥用の機能ではないのでそこまでワット数もかかっていません。そのため1時間およそ0.5円になります。24時間換気していても1日あたり12円で済むので、とくに密閉性の高い住宅が多い北国などでは、ウイルス等の侵入にも備えて24時間換気をしておくことがおすすめです。

3-2. 乾燥

乾燥になるとガス式の場合、1時間でおよそ60円程度の光熱費がかかってきます。内訳としては電気代はおよそ2~3円ですが、ガス代が60円近くかかってくる計算となります。電気式の場合は1200ワットで利用しても1時間あたり32~45円程度ですが、電気式の場合は乾くまでの時間がガス式にプラスして1時間ほどかかるので、トータルのランニングコストは電気式の方が高くなってしまうのです。

4. 料金も場所も節約するために

部屋干しによる生乾きの臭いや干すスペースを改善してくれる浴室乾燥機ですが、毎日使っているとその電気代はかなりかかってしまいます。そこで長時間使わなくてもいい方法をお伝えします。

4-1. 物干し竿を増やす

たいていの住宅では物干し竿は一本のみのご自宅が多いですが、1人暮らしや2人暮らしならまだしもお子様がいるご家庭は一本では足りないのが現状です。ここで物干し竿ともう一本増やすもの手です。また、今では家具屋にコンパクトな物干し竿や太めのツッパリ棒も販売しています。こういったツールを増やすことで洗濯物との隙間を開けて干すことが可能になります。

4-2. 雨の日や花粉が多い日などに限定して使用する

雨の日や花粉が多い日には室内にも湿気や花粉が侵入してくることが多いので、洗濯物に付着しないように特定の気候の場合を限定して使用するのも良いでしょう。

5. まとめ


浴室乾燥機には部屋干しや外干しによる不便さを十分補える快適さが備わっています。「株式会社サニークラフト」では、ランニングコストも安くパワフルなガス式の浴室乾燥機を取り扱っております。新居への取りつけや既存住宅への後付けも、時間をかけずに販売から取りつけまで対応しておりますので、設置を検討している方がいらっしゃいましたら、ぜひとも弊社までご連絡ください。