浴室暖房の電気代はどれくらい?電気代を節約する5つの方法も紹介

冬の時期にあると便利なのが浴室の暖房機能です。寒くなりがちな浴室が暖房で暖かくなると、お風呂の時間も快適になります。しかし、他の暖房費で電気代が高くなってしまう季節なので、「浴室暖房を使用したら電気代が高くなりすぎないのか」と気になる方も多いと思います。

 

この記事では浴室暖房を使用したときの電気代を計算し、さらに電気代を節約する方法も紹介していきましょう。

 

1.浴室暖房とは

冬場、エアコンの効いた部屋は暖かいのですが、他の部屋はとても寒くなります。家の中でとくに寒さを感じるのは浴室ではないでしょうか。服を脱いでお風呂に入るときは、いつも寒さでヒヤッとする方も多いはずです。そんなときは浴室暖房機能があると、寒さが和らぎます。

 

浴室暖房とは、浴室暖房乾燥機に付いている暖房機能のことです。お風呂に入る前などに暖房を付けて、浴室を暖めておきます。浴室暖房の最大のメリットは、冬の浴室でも暖かく、快適にお風呂に入ることができる点です。さらに、浴室が暖かいことで、ヒートショックを防ぎます。

 

ヒートショックとは、気温の変化によって血圧が急激に変化し、心臓や血管の疾患が起こることです。暖房の効いた暖かい部屋から脱衣所に移動すると、寒さで血管が縮んで血圧が上がります。服を脱いで浴室に入ると、また一段と寒さを感じるので、さらに血圧が上昇するのです。その後、お風呂に浸かると急に体が暖まり、血圧が下がります。

 

この血圧の急激な変化が、心臓や血管に負担をかけることになり、心筋梗塞や脳梗塞などの病気を引き起こす原因になります。ヒートショックは冬に起こりやすく、とくに65歳以上の高齢者が影響を受けやすいとされているのです。浴室暖房を使用することで、浴室の寒さを軽減し、血圧の急上昇を防ぎます。

 

また、浴室暖房は小さな子どもがいる家庭でも活躍します。冬は風邪をひきやすい季節です。小さな子どもがいる家庭では、子どもが風邪をひかないようにととくに気をつけていらっしゃると思います。お風呂に入る前に暖房をつけて暖めておくと、浴室で体を洗うときに冷えてしまうことがないので安心です。

 

2.浴室暖房の電気代はどれくらい?

「浴室暖房を取り付けたいけれど、電気代が心配」という方もいらっしゃると思います。冬は暖房費がかかり、他の季節よりも電気代が高くなる時期です。浴室暖房を使用した場合、実際にどれくらい電気代がかかるのかご紹介します。

 

2-1.電気代の計算方法と目安

電気代は、家電の消費電力(kW)×使用時間(時間)×電気代(円)で計算できます。浴室暖房乾燥機は複数のメーカーから販売されており、メーカーや機種によって消費電力が異なります。ここではリンナイで販売されている電気式浴室暖房乾燥機の消費電力1250Wで計算してみましょう。

 

1000W=1kWなので、消費電力1250Wは1.25kWになります。1日の使用時間は2時間とし、電気代は全国家庭電気製品公正取引協議会が目安と定めている1kWh=27円で計算します(1kWhとは、1kWの消費電力を1時間使用したときの電気量のことです)。浴室暖房の電気代は、1.25kW×2時間×27円=67.5円。浴室暖房を1日2時間使用すると67.5円になります。

 

1か月間(30日間)使用した場合、電気代は2,025円になるのです。浴室暖房を使うと、通常の電気代に約2,000円加算されることが分かりました。

 

3.浴室暖房の電気代を節約する方法

浴室乾燥機を使うと、冬の浴室が暖かくなって快適に過ごすことができるほか、ヒートショックの予防にもなります。しかし冬はエアコンなどの暖房費がかかるので、浴室暖房でさらに約2,000円も上乗せされるとなると、家計的に少々気になるという方も多いでしょう。そこで、浴室で電気代を節約する方法を紹介します。

 

3-1.浴室の換気は避ける

浴室の温度を下げないために、浴室の換気をなるべく控えましょう。しかし換気をしないとカビが発生しやすくなるので、お湯をためている間や入浴時だけ換気を避けます。

 

3-2.窓に断熱シートを貼る

浴室の窓からは外の冷気が入り込みます。浴室の窓に断熱シートを貼ることで、冷気が入るのを防ぎます。

 

3-3.浴室に熱めのシャワーをかける

入浴前に熱めのシャワーを床や壁にかけると、寒さが軽減します。服を脱いで行うと寒さを感じるので、服を脱ぐ前に行いましょう。

 

3-4.お湯の蒸気で浴室を暖める

浴槽にためたお湯の蒸気を使って、浴室内を暖めることで浴室暖房の節約になります。少し熱めのお湯をため、入る前に浴槽のふたを開けて、蒸気で浴室全体を暖めます。ふたを開けたままにすると浴槽のお湯の温度が下がってしまうので、入浴する少し前に行うといいでしょう。

 

3-5.床にマットをひく

浴室の床にマットをひいて、床からの冷たさを防ぐことも効果があります。また、浴室の床がタイルなど滑りやすい素材の場合、浴室マットをひくことで転倒防止にもなります。ただ、マットをひいたままにするとカビが発生しやすくなるので、使用後は壁に立てかけておくなど、水気を切ってしっかり乾燥させることが必要です。

 

4.まとめ

浴室暖房を使用した場合の電気代を紹介しました。浴室暖房乾燥機のメーカーや機種によって異なりますが、浴室暖房を1日2時間使用した場合の電気代は、67.5円になります。1か月使用したら2,025円です。浴室暖房を使用することで、冬のお風呂時間が快適になり、さらにヒートショックの防止にもなるのでメリットは大きいといえます。今回紹介した節約術も取り入れながら、ぜひ導入を検討してみてください。

 

浴室暖房乾燥機の導入をご検討のお客様は、お気軽に「株式会社サニークラフト」へお問い合わせください。寒くなりがちな冬場の浴室を、快適に過ごすためのお手伝いをさせていただきます。

 

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