浴室乾燥機について解説!ガス式と電気式それぞれの特徴

近年、部屋干しをする際にも便利な、浴室乾燥機を導入している家庭が増えてきています。「浴室乾燥機って便利なの?」「うちにも浴室乾燥機を入れてみたいけれど、どうなんだろう」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

浴室乾燥機は浴室を清潔に保てて、更に洗濯物を干すこともできる、とても便利なものです。今回は、浴室乾燥機の種類や、浴室乾燥機を使うメリットやデメリットについて解説します。

 

1.浴室乾燥機の種類を知ろう

浴室乾燥機は、大きく分けて2種類あります。ガス式と電気式です。

 

1-1.ガス式浴室乾燥機の特徴

ガス式浴室乾燥機は、ガス温水器というガス給湯器の中で発生した熱を使って乾燥させています。

 

ガス式浴室乾燥機のメリットは、パワーと乾燥時間の短さが挙げられます。浴室や洗濯物を、速くしっかり乾かせるのです。短時間で済むということは、電気代の節約にもつながります。「家族の人数が多くて、浴室の利用時間が長い」という家庭であれば、ガス式浴室乾燥機を使って限られた時間内で洗濯物を乾かすと良いでしょう。

 

ガス式浴室乾燥機のデメリットとしては、交換時に給湯器ごと交換するため、設置コストがかかるという点があげられます。しかし、後述する電気式浴室乾燥機よりは乾燥機使用中のコストが抑えられるため、長期的にはガス式浴室乾燥機の方がコストを安く抑えられます。

 

1-2.電気式浴室乾燥機の特徴

電気式浴室乾燥機は、熱源が電気の浴室乾燥機です。乾燥機内で熱を作り出して乾燥させる電気ヒーター式と、外部の空気を暖めて熱にして乾燥させるヒートポンプ式があります。

 

電気式浴室乾燥機は、設置スペースが少なくて済むというメリットがあります。スペースの限られたマンションなどにおすすめです。

 

デメリットとしては、ガス式浴室乾燥機ほどのパワーがないことが挙げられます。パワーがない分、乾燥機を長時間使わなければ浴室や洗濯物が乾きません。その結果、浴室乾燥機を使う時間が長くなって光熱費が高くなってしまいます。

 

1-3.ガス式と電気式、どちらがおすすめ?

では、ガス式浴室乾燥機と電気式浴室乾燥機、どちらを選ぶのが良いのでしょうか。結論としては、ご家庭で浴室乾燥機を使う用途に合わせて選ぶことをおすすめします。

 

たとえば、「浴室のカビ予防のために浴室乾燥機をつける。洗濯物を乾かす用には使わない」のであれば、電気を使わない換気だけでも十分な場合があります。窓や換気機能がない場合は、設置スペースや光熱費を考慮して、ガス式浴室乾燥機か電気式浴室乾燥機を選んでいただくと良いでしょう。

 

「浴室で洗濯物を干したい」という方には、ガス式浴室乾燥機をおすすめします。ガス式浴室乾燥機の方が、電気式浴室乾燥機よりパワーがあり、短時間での乾燥を期待できて光熱費を抑えられるからです。

 

浴室乾燥機にかけるコストを抑えるために、フィルターの掃除をまめにしましょう。乾燥機からの風の通り道にゴミが溜まっていると、より強いパワーが必要となり、乾燥の効率が悪くなってしまいます。定期的なお手入れで、光熱費を抑えるようにしましょう。

 

2.浴室乾燥機を使うメリット

浴室乾燥機があると、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは2つのメリットを紹介します。

 

2-1.浴室を快適な空間にできる

浴室乾燥機を使うことで、浴室のじめじめした湿気を速く追い払うことができます。掃除がしやすくなり、湿気の多い季節でもカラッとした空間を保つことができてカビの予防になります。

 

また、乾燥機で浴室内を暖めたり涼しくしたりすることもできるでしょう。冬の寒い季節には暖房の役割も果たしてくれ、寒い浴室で体を洗う必要がなくなります。

 

高齢者のいる家庭では、ヒートショック対策のために浴室乾燥機を活用することをおすすめします。ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、失神や心筋梗塞を引き起こす症状です。暖房の効いた部屋から寒い浴室に移動するとヒートショックを引き起こしやすく、高齢者によく見られる事象です。浴室乾燥機を使って浴室を暖かく保つことで、ヒートショックの不安も解消できます。

 

2-2.洗濯物を浴室に干すことができる

浴室乾燥機を使うと、浴室に洗濯物を干して乾かせます。雨の日にも浴室乾燥機で乾かすことができますし、花粉症の人も外に干す必要がありません。「部屋干しは生乾きが気になる」という人にとってもおすすめです。

 

3.浴室乾燥機を使うデメリット

とても便利な浴室乾燥機ですが、デメリットについても確認しておきましょう。

 

3-1.光熱費がかかる

当然のことですが、浴室乾燥機を使うと自然乾燥より光熱費がかかることになります。対策の例として、たとえばオール電化の物件では、浴室乾燥機(電気式)の利用時間を限定的にすることで料金が割安になるプランがあります。

 

3-2.お風呂に入りたい時は洗濯物を干せない

浴室乾燥機を使うときのメリットとして「浴室に洗濯物を干すことができる」と述べましたが、誰かがお風呂に入っている時は干せません。家族が多かったり、夜風呂の人・朝風呂の人などお風呂に入る時間がさまざまだったりすると、「浴室乾燥機でいつでも洗濯物を干せると思いきや、限られた時間しか干せない」ということもあります。家族のライフスタイルを踏まえて導入を検討しましょう。

 

4.まとめ

浴室乾燥機を導入するメリット、デメリットや、浴室乾燥機の種類についてご紹介しました。電気式・ガス式それぞれに特徴があるため、どちらを導入するかはご自宅の状況などに基づいて検討してみるとよいでしょう。

 

電気式やガス式の浴室乾燥機を設置したいとお考えの方は、ぜひ一度「株式会社サニークラフト」までお問い合わせください。ご自宅の状況を確認したうえで、どちらの方式を設置すべきか、といったことについてもご提案をさせていただきます。まずは一度、お気軽にご相談くださいませ。

 

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