床暖房のガス代は使い方によって節約することが可能!詳しく解説

床暖房の導入を検討しているときに、ガスを熱源にするタイプのほうがよいのかどうかわからない人も多いことでしょう。ここではガスを用いた床暖房の特徴や、相場についてご紹介します。ガス代を少しでも節約するための床暖房の使い方も紹介していますので、ぜひとも参考にしてください。

1. ガスを用いる床暖房は温水式である

ガスを用いる床暖房は、温水式になっています。ガスを用いて温水を作りだし、床に温水を循環させることによって、部屋を足元から暖められます。温水を床に循環させることで、床から部屋全体に向けてあたたかさをキープできるのです。部屋の数が多かったり、広い部屋があったりする場合は、温水式ガス床暖房のほうが効率的にあたためられます。

ガスを用いる最大のメリットは、素早くあたためられる点にあります。電気を用いた床暖房に比べるとガスを用いた床暖房は立ちあがりが早いために、すぐにあたためられるのです。すぐにあたためられるからといっても、接触部分の温度は40度程度のため、やけどを起こす可能性は圧倒的に低いといえるでしょう。

2. 床暖房にかかるガス代の相場はどのくらいか?

1日8時間を30日間使用した場合、温水式ガス床暖房のガス代の相場は8畳でおおよそ3,600円、10畳でおおよそ4,500円です。ただこれはあくまで相場に過ぎないため、どのような形で床暖房を使用するのかによってガス代は大きく異なってくることでしょう。

温水式ガス床暖房を導入するための費用の相場は、工事費などを含めると30万円から60万円ほどかかります。水をあたためるための温水器の費用が一番大きいため、どれだけ温水器の費用を節約するかによって、導入費用の節約につながることでしょう。

3. 都市ガスとLPガスで違いがあるのか?

普段家庭で用いているガスは、都市ガスとLPガス(プロパンガス)に大きくわかれています。都市ガスは地下にあるガス導管を伝ってガスが供給されるのに対して、LPガスはガスボンベを各家庭に届けることでガスが供給されています。

一般的には都市ガスに比べると、LPガスの料金は高い傾向にあるのです。その高い傾向にあるLPガスでもどの会社と契約するのかによって、料金が大きく異なることがあるので注意しましょう。

床暖房を使ったとしてもLPガスは、高くつく可能性が大きいといえます。LPガスを使っている家庭は床暖房を使う際に、とくに節約を心掛けた方がよいでしょう。

4. 常につけっぱなしのほうが節約になる

床暖房で最もパワーを要するのは、スイッチのON・OFF時です。スイッチをONにすることで床暖房を起動させようとするため、そこに最もガス代を要することになります。ガス代を節約しようと思うのであれば、スイッチのON・OFFの回数をできるだけ減らしたことがよいのは、間違いありません。頻繁につけたり消したりするくらいならば、家にいる間はつけっぱなしにしておいたほうが、かえってガス代の節約になるのです。

少し出かけるたびにスイッチをつけたり消したりするのは、非効率な行為です。そうであればつけっぱなしのまま出て行ったほうがよいことになります。

5. ガス代節約のための工夫は

床暖房を使うとガス代を使用することになりますが、節約するための工夫をすればガス代を抑えられます。ここではガス代節約のための3つの方法を紹介していきましょう。

5-1. 床暖房の上にマットなどで覆わない

ガスを有効的に使用するのであれば、床暖房のうえをマットなどで覆わないようにしましょう。マットを敷いてしまうと、床暖房からの温風が伝わりにくくなります。床からあたためることで足元をあたたかくするもののため、マットを敷いてしまうとあたたまりにくく、ガス代が余計にかかる要因になるでしょう。

5-2. タイマー設定することで効率的な運転ができる

一番寒い時間帯に設定温度を高くして起動するのは、最初からフルパワーで働くことになるので一番ガス代がかかります。起床する際が一番寒い可能性があるため、起床の1時間前に設定温度を低めのままタイマーを設定すれば、起きたときにあたたかい状態になります。

床暖房の余熱を使用することで、ガス代の節約ができるのです。外出や就寝の1時間前にスイッチをオフにすれば、残りの1時間は余熱を活用してあたたかさをキープできます。

5-3. 床暖房を設置することでお得になるプランを選択する

ガス会社によっては床暖房を設置することで、通常のプランに比べてお得になるプランを用意していたりします。こういったプランを積極的に選択すればお得になるため、ガス会社の料金シミュレーションなどを活用して、少しでもガス代を減らしましょう。

6. まとめ


ガスを用いた床暖房の場合は、大抵の場合温水式になります。温水式は床に温水を循環させることで、あたたかさを持続できます。温水式ガス床暖房を使用する際はガス代がかかりますが、ガス代については使い方次第で節約が可能です。ぜひともこの記事で紹介したことを、実行してみるとよいでしょう。

ガスを用いた温水式ガス床暖房を導入したいのであれば、「株式会社サニークラフト」までご連絡ください。温水式ガス床暖房の導入実績が豊富にありますので、気になることがありましたらぜひともご相談ください。