電気温水器には減圧弁と呼ばれるパーツがあります。
現場により異なる給水圧力を一定に保つための調節弁です。
法令によって先止め式の密閉式小型電気温水器の場合タンク内の圧力を0.1MPa以下に保たなくてはならないようになっています。
この減圧弁は、消耗品ですので経年による劣化が多々見られるパーツです。
この減圧弁が劣化してしまうと電気温水器からの水漏れの原因となってしまいます。
電気温水器からの水漏れがある場合、ゴムやプラスチック部品の劣化を疑うこともありますが、意外にもこの減圧弁の劣化による水漏れも頻繁に見られるのです。
この場合、減圧弁の交換を行うことで問題が解消されることがあります。
こうなる前に定期的に点検をしておくといざというときに安心です。
何か少しでもおかしいと感じた場合や使用年数がかなり経過している場合は一度点検をおすすめします。